【パレオ】パレオ生活で食べて良いもの

こんにちは、ゴジッポです!

今日もパレオダイエットについて話したいと思います。

パレオダイエットの紹介については先日の記事をお読みください。

前回の記事で少しは触れましたが、今日は細かくパレオダイエットで何を食べられるかを紹介したいと思います。

肉類

砂糖と穀物をとらない分、しっかりタンパク質と脂質を食べるようにしないといけないです。

なので、パレオは肉をたくさん食べる必要があります。

基本的に、自然なものであれば、どんな肉でも問題ありません。どこでも売っている豚肉、牛肉、鶏肉だけでも良いし、冒険心があれば、もっとエキゾチックやワイルドな肉でもオッケーです。

また、脂肪が多くついている肉もOKですし(むしろ、カロリー的にとった方が良い)、栄養が豊富なレバーなどの内臓肉も問題ありません。

加工された肉は材料によって選ぶ必要がありますが、ベーコンやハム、生ハムなどは食べ過ぎなければ問題ないと思います。

理想的にオーガニックな肉を食べた方が良いでしょうが、高いですし、無理して買わなくても良いかなと思います。

魚介類

肉同様、基本的に新鮮なものは何でもOKです。

缶で売っている魚は材料を確認する必要があります。良くない植物性の油を使うことがあったり、砂糖や添加物にも気を付けましょう。スーパーで見てみたら、ほとんど不要な材料が入っており、ただのオイル・サーディーンなのに、材料のリストがめまいするほど長かったことにびっくりしました。

パレオダイエットはアメリカで生まれた食事法ですが、日本では魚の種類と食べ方が豊富なので、日本ととても相性の良い食事法だと思いました。魚と貝はもちろん生でも熱調理したもので問題ありません。

肉が高い分、卵がとても安くて、気軽に色々な料理で使えるし、ゆで卵は少し作り置きできるので、重宝しています。

運よく、近所のスーパーで少し質の良い卵を安く売っているので、よく買っています。

普通の鶏の卵はもちろん、うずらの卵やアヒルの卵でも問題ありません。

脂質はカロリーが多いという理由で敬遠されてきましたが、パレオダイエットでは炭水化物をカットし、その分のカロリーを脂肪やプロテインに変えるだけで痩せられるので、油=悪いという先入観を捨てた方が良いです。実際、パレオダイエットを3週間実施し、その3週間毎日6000カロリーをとった方が太らなかった位です。(それについての記事はこちら

動物性の油(元々肉についているものやバター、ギー、ラード、牛脂など)はどれもOKですが、植物性のものは少し気を付けた方が良いです。

ココナッツオイル、オリーブオイル、マカダミアナッツオイルとアボカドオイルはOKとされていますが、それ以外の植物性の油(ナッツや種からのもの)は多価不飽和脂肪の割合が高すぎて、その多価不飽和脂肪が体内でも体外でも変化しやすく、多く取ってしまうと体に悪い影響を及ぼしてしまいます。オリーブオイルなどは一価不飽和脂肪の方が多く、多価不飽和脂肪も少ししか入っていないので、問題ありません。

野菜と海藻

野菜と海藻は栄養が非常に多く、好きなものを好きなだけ食べても何の問題もありません。

野菜に含まれている栄養は脂肪の消化を助ける作用があるので、同時に食べることが理想的です、

唯一の例外は、ある種の野菜に対して不耐性やアレルギーがある場合、またはその疑惑を持つ場合は、その野菜なしで生活してみるのも良いです。人の体はそれぞれ違うわけなので、自分に合うもの、合わないもので何を食べるか選択した方が良いでしょう。

このカテゴリーに入れて良いか分かりませんが、きのこ類ももちろんOKです。

フルーツ

フルーツは食べ過ぎない限りOKです。食べ過ぎると内臓が冷えてしまい、肩こりや冷え性、消化不良になることがあります。

理想としては自分の住んでいる国で栽培された旬の果物が良いです。

また、ドライフルーツはおやつ程度で食べ過ぎないようにした方が良いです。そして、食べる場合はオーガニックなもので、自然乾燥かフリーズ乾燥された砂糖た油が添加されていないものが良いです。

重さに対して最も栄養があるフルーツはベリー系です:ブルーベリーやラズベリー、など。

ナッツと種

フルーツ同様、ナッツは食べ過ぎない方が良いです。

多価不飽和脂肪が多いもの(アーモンド、クルミなど)よりも、少ないもの(マカダミアナッツ、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ)の方が良いです。

ナッツをあまり食べない理由は、レクチンやフィチン酸が多く、炎症を起こしやすいと同時に消化のトラブルも起こしやすいからです。

ナッツを一晩浸す(ソーキングする)ことで、レクチンや反栄養素をほぼ一掃できるので、食べたい場合はそうした方が良いかもしれません。浸した後はかびないように必ず乾燥しましょう。

ピーナッツはナッツではなく、マメ科の植物で、アレルギー誘発物質であり、反栄養素が多く、ピーナッツなどについているカビが産生するアフラトキシンという発がん物質が着くことが多いので、絶対食べない方が良いです。(アフラトキシンはアメリカのFDAが不可避の混入物質として指定し、少量であれば体に害がないとされ、指定量以下であれば許可しています。8月26日更新

スパイスとハーブ

スパイスとハーブは薬用植物とされているほど栄養が多く、また味付けにも欠かせない存在です。

ものによって効果はバラバラですが、血糖値のコントロールや血圧の改善、筋肉痛の低減などの効果があり、吐き気を和らげるものも多いです。

パレオ生活始めます!

こんにちは、ゴジッポです!

先日のお知らせ記事でお伝えしたように、これから健康についての記事も書こうと思っています。

今日の記事はその第一弾です。

パレオとは何か?

食生活

近年、アメリカで大ブームしてきたのは、パレオ(Paleo)という食生活で、健康にいいということで実践している人がすごく増えています。

ヨーロッパでも少し人気が出てきたのですが、日本では全くと言ってもいいほど聞かない言葉です。

名前の由来はPaleolithicで、旧石器時代という意味です。現代病の原因が現代の食生活にあるという考えから、現代の食品を取り除く食生活にするのがパレオのメージャーなテーマです。

さて、説明に入りますが、パレオ・ダイエット(Paleo Diet)とは、言葉と違って痩せるためのダイエット方法ではなく(目的によってはダイエットにもできますが)、食生活であり、その特徴としてあげられるのは次の通りです:

  • 脂肪が多く、炭水化物が少ない。
  • 飽和脂肪が多いものも多く取っても大丈夫です(バター、ギー、ココナッツオイル、ラード、オリーブオイルなど
  • 動物性タンパク質も多くてOK。肉類、魚類、貝類
  • 野菜はどんなに多くてもOK。生でも、熱で調理したものでもOK。海藻ももちろんOK。
  • フルーツとナッツもOKですが、取りすぎないようにする。
  • できるだけ加工されていないもの、またはできるだけ自然で採れたものを食べる。
  • 穀物類と豆類はNG。大豆もNG。
  • オリーブオイル、アアボカドオイル、ココナッツオイルやマカダミアナッツオイル以外の植物性の油を使わない。それが含まれているものもできるだけ避ける。マーガリンみたいな硬化油脂もNG。
  • 砂糖と砂糖が入っているものを食べない。黒糖、はちみつなどの甘味料も全てNG。
  • 乳製品はアレルギーや不耐性ではなければある程度食べてもいいが、あまり食べないようにする(バターは除く)。
  • カロリーや栄養値はカウントしないが、できるだけ栄養の多いものをたくさん食べるようにする。

加工された食品と穀物をとらないようにするのが主なポイントですが、その理由がパレオの考えで一つの例えとして紹介されています。

それが、「人類の誕生から現代までの期間を1年(365日)に置き換えるとしたら、農業が導入されたのが364日目の夜になる」というたとえです。そう見ると、農業がまだ結構最近のことだと分かります。

つまり、人間が穀物を問題なく消化できる体になっていないので、避けた方が良いという結論になっています。

他には、穀物はインスリンのレベルを上げる主な原因とされており、また穀物が自分を他の生物から守るためのメカニズムとして毒素を生成しており、その毒素を食べ続けると、悪い影響を受けます。主な毒素はグルテン、レクチンとフィチン酸塩とされています。

食事に関しては以上で終わりですが、パレオがライフスタイルであるとよく言われ、下記のことも気を付ければ尚良い:

その他

  • ストレスを減らし、できるだけ良質な睡眠をとる。
  • 運動はたくさんするが、過剰にしないように。
  • サプリは基本的に要らないが、ビタミンD、プロビオティックスやヨードは必要に応じて摂っても良い。
  • 太陽をたくさん浴び、人生を楽しむ。

当たり前に感じることばかりですが、忙しい中で忘れがちなこととも言えます。

なぜパレオ生活を始めるのか?

パレオが人気だからではなく、始めるのはいくつか理由があります。

  1. ツレが6か月間もいないので、パレオを試す余裕があります。二人だと二人で同じものを食べるので、少し特殊な食事法は一人で試すのが難しいです。
  2. 普通の生活の一般食事をすると、自分の体がどのような食べ物でどのような反応をするのかが非常に分かりづらいです。以前、ローフードを数週間試したことがありますが、最終的に続けるのが難しくて普通の食生活に戻しました。一見失敗したようには見えますが、ローフードをすることで体がいくつかの食品に対して敏感になり、自分に悪いものや、自分に良いものが少しながらもわかるようになりました。そういう学びの意味で失敗ではなく、成功だと思っています。パレオが万が一自分に合わなくても、それで勉強できることもあると思いますし、ブログでそれを書くことにも何か意味があると思います。
  3. ずっと前からパレオに興味があり、いくつかの海外のブログでたくさんの体験談を読み、試してみたいとずっと思っていました。
  4. ベーコンを焼いた後の肉汁で卵を焼くというような罪深く美味しそうな食べ方を思い切りできます(笑)
  5. 単純に理にかなっている食事法だと思います。ローフードなどを通じて、穀物と砂糖が体にどのような影響をもたらしているかは自分でもよく感じています。疲れやすくなったり、消化が重かったりで良いことがあまりないように思っています。
  6. 料理のレパートリーが非常に少ないというのも一つの理由です。こういった食生活を始めることで、外食やインスタント食に頼れなくなり、そして同じものばかり食べても飽きるので、作れる料理が自然と増えます。レパートリーが少ないですが、料理自体が好きなので、新しい料理と出会えることが楽しみです。

リンク集

以上でも書いた通り、パレオはまだ日本に普及しておらず、情報源があまりない状況です。少しだけ当ブログでパレオ生活を紹介できたらうれしいと思いますが、少し時間がかかるので、興味がある方は下記のサイトを訪れることをおすすめします。主に英語ですが、日本語もあります。

  • Mark’s Daily Apple(英語): パレオダイエットをこのサイトで知りました。サイトを管理しているMark Sisson氏はパレオ生活についての本をいくつか出版しており、パレオがここまで人気になれたのは彼の働きが大きいです。彼のサイトには莫大な量の情報が書いており、パレオの基本からレシピ、体験談や健康全般について書かれており、いつも参考にしています。
  • Paleo Leap(英語):こちらのサイトもアメリカで大変人気で、Facebookのファンが30万人以上もあります。人気の理由は間違いなく、分かりやすくて正確な情報、テーマの多様性とパレオ初心者にとてもありがたいまとめ記事です。レシピも多く、おいしそうなものばかりです。
  • パレオな男(日本語):日本語ではまだ珍しい、パレオについてのブログです。サイトのウェブマスターは2年感もパレオ生活をしており、それについていろいろと書かれています。