【本格デトックス-その3】食事の改善で腸内を整える、その1:避けるべき食品

こんにちは、ゴジッポです!

今日もデトックス企画について紹介したいと思います。

今回は「腸内を整える」シリーズの第2弾です。

腸内を整えるのにも、デトックスをするのにも食事を改善する必要があります。

そのため、様々な食品を減らしたり止めたりする必要があります。

今回はその避けるべき食品だけ紹介して、後日はおすすめの食品について紹介します。

完璧主義より最適化

食事を変えるにあたって、まず一番大事なのは自分がどれほど変えられるかということを決めて、少しずつ変えていくことだと思います。

ベジタリアン、ローフード、パレオダイエット、糖質制限ダイエット、筋トレ用のスパルタ的なダイエットなど色々ありますが、どのダイエットもいきなり完全に変えるのはおすすめできません。

体に負担をかけるだけではなく、自分を精神的に追い詰めてストレスの原因になったり、同僚や友達との食事などで社会的にも影響が出ることもあるので、まずは自分ができることを少しずつ取り入れて、食事を最適化し続けることが大事だと思います。

この記事シリーズや参考にしているデトックスのサイトで書いている内容は「完璧」なダイエットを示しているのですが、完璧を目指さず自分のペースで食事を改善し続けましょう。

避けるべき食品

砂糖(=ほとんどの加工食品)

最近ではもはや常識になっていますが、健康の一番の敵は砂糖です。

砂糖は売っている食品のほとんどに入っていて、中毒性が非常に強く、一般的な生活をするだけでも砂糖中毒になります。

疲れている時、ストレスを感じている時や砂糖をしばらく食べていないと、体が強く欲しがることが誰にでもあると思いますが、それは依存症になっている証拠です。

健康になりたい方、ダイエットしたい方、デトックスしたい方はまず砂糖を極限減らすか、完全に断つ必要があります。

デトックスの場合、体内にある菌類、寄生虫類などが砂糖を餌にしているので、尚更止める必要があります。

加工食品やスイートだけでなく、健康的とされている果物、ハチミツやアガベシロップも止めた方が良いです。

甘さを加えたいなら、砂糖が入っていないステビアや、甘い系のスパイス(シナモンなど)がおすすめです。

グルテン

グルテンのアレルギーはセリアック病と言いますが、アレルギーではなくても、影響を受けることがあります。

グルテンは体内炎症を起こしやすい成分で、食べ続けると腸透過性やリーキーガット症候群になりやすくなります。

そのほかに自己免疫疾患や様々な脳の疾患にもなりやすいようで、グルテンを完全に止めた方が良いです。

主にグルテンが入っているのは麦を使う食べ物で、パン、パスタなどをあげられますが、他の市販の加工食品にも入っていることが多いです。

嬉しいことにグルテンが入っていないパスタ粉類をiHerbで安く買えるので、より体に良い食事法に移行しやすいと思います。

乳製品

グルテンと同じように、乳製品で体内炎症を起こしやすいです。

また、牛を初めとする工場農場の家畜はひどい扱いを受けて、非常に狭いスペースで強いストレスを感じ続け、薬漬けにもなっています。

牛の場合はより多く、そしてより長く乳を出すためにエストロゲンやプロゲステロンという女性ホルモンを与えられ続けているので、そのホルモンも牛乳に入ってしまいます。

エストロゲンは発がん性があり、ホルモンバランスを崩すとても強いホルモンで、人間がそれを摂りすぎるとホルモン機能が悪化し、男性の場合はテストステロンのレベルが激減してしまいます。(草食男子が増えているのは、プラスチックに入っているBPAやフタル酸エステル、そしてホルモンと副腎の機能に悪影響を与える砂糖や乳製品が多いからだという研究もあります)女性にも影響があり、月経の様々な障害の原因です。

ホルモン以外にも、色々な不純物が牛乳に入っている可能性があり、その中にはダイオキシン、アフラトキシンや抗生物質などの効力の強いものも入っています。

どうしても乳製品を食べたい場合はできるだけ質の高いオーガニックで人道的に育てられた牛のものが良いです。

おすすめできる乳製品はギー(澄ましバター)、生のバター(日本では残念ながら売っていない)とコロストラム(初乳。iHerbではサプリとして買えます。愛読しているデトックスのサイトはアメリカのこちらをすすめています)です。

人工的な添加物

最後には、人工的な添加物が入っている食品もできれば止めた方が良いです。

それはほとんどの加工食品に入っていて、体には様々な影響を与えます。

スーパーなどで食べ物を買うとき、材料のリストを見るだけで入っているかが分かります。

材料のリストが長ければ長いほど、入っている可能性が高いです。カップ麺などの成分表を見るだけで目が回ります(笑)

特に危ないものとして、亜硝酸塩、人工甘味料、合成着色料、防カビ剤、トランス脂肪があげられます。

このサイトで危険な添加物のリストと詳細なリスクなどが詳しく紹介されているので、興味のある方は読んでみてください。

リソース

【パレオ】パレオで食べてはいけないもの、グレーゾーンのもの

こんにちは、ゴジッポです。

今日もまた、パレオ・ダイエットについて書きます。

前回はパレオ・ダイエットで食べて良いものについて書いたので、今日はその逆、食べてはいけないものと、条件によって食べても良いものを紹介します。

グレーゾーンのもの

パレオ・ダイエットには、食べても良いが、量を少なくするか、ものを選ぶかで制限がついているものがあります。

乳製品

乳製品についてはどの食事法でもかなり論争されています。

結論としては、人類で乳製品をちゃんと消化できるのは一部にすぎず、できれば避けたいところです。

しかし、消化できる人であれば、ものを選んでとっても良いです。

その場合は、乳糖(ラクトース)が入っていない固めなチーズ、発行されているヨーグルトやケフィアがおすすめです。

牛乳はできるだけ良いもの(オーガニック、で育てられた牛の牛乳)が良いです。普通のスーパーの牛乳はできるだけ少なくした方が良いです(コーヒーにちょっと入れたりなど)。

バターやギーは好きなだけ食べても問題ありません。

チョコレート

チョコレートは栄養(鉄、マグネシウム、抗酸化物質)が多い反面、それらの消化を邪魔する反栄養素(フィチン酸やシュウ酸塩)も入っています。

チョコレートを食べる場合はできるだけダークのものが良いです。ミルクチョコなどは砂糖がたくさん入っているので、パレオ的にはアウトです。

苦いチョコの方が満足感があり、たくさん食べなくても済みます。

コーヒー

コーヒーについてもかなり論争されています。

健康に良いという研究も多いし、健康に悪いという研究も多いです。

コーヒー飲んで具合悪くなるようであれば、完全に止めた方が良いでしょうが、何ともない人であれば、一日1杯か2杯くらい飲んでも何の問題もありません。

飲む場合はできるだけ良いもの(オーガニック、Kicking Horseがおすすめ)を飲みましょう。

お酒

パレオと関係なく、お酒は控えた方が良いでしょう。

ビールは麦からできているので、パレオ的にはアウトです。

お酒を飲む場合は量を控えて、赤ワインや蒸留酒を一杯くらい飲んでも問題ありません。

赤ワインはポリフェノールが多いため、パレオ界ではよく勧められています。

食べてはいけないもの

穀物、グルテン、小麦

パレオダイエットの主なポイントは穀物を食べないところです。

特にグルテンが入っているもの(小麦粉、ライ麦)はダメです。パスタやパンが好きな方には少しショックになりますよね。

グルテンは腸の炎症を起こし(グルテンが入っているものを食べる人の8割は炎症を起こしているそうです)、心臓病の原因になる抗体を作り、癌の原因とされています。

グルテンはアレルギーや不耐性ではなくても、食べない方が良いです。

また、穀物には反栄養素が多く含まれており、腸の炎症や栄養吸収の阻止、消化器官のトラブルの原因だとされています。

反栄養素はレクチン、コムギ胚芽凝集素やオピオイドペプチドがあります。

グルテンが入っていない穀物やキヌアのような穀物ではないけど似ているものも反栄養素がたくさん入っており、避けた方が良いです。グルテンが入っていないだけましですし、栄養も多いものもありますが、できれば食べない方が良いです。

米については次のパレオについての記事で書きます。(答えが先に知りたい方は、白米はYESで玄米はNO)

豆類

健康的だというイメージが強いですが、パレオでは豆類を食べません。

主な問題はフィチン酸という反栄養素が入っていることと、発酵性糖が入っていることです。

発酵性糖は過敏性腸症候群や消化トラブルの原因とされているもので、それをうまく消化できない人が多いです。

また、糖分が多く、太る原因になったり、インスリン耐性の原因にもなります。

大豆も例外ではなく、駄目です。特に遺伝子組み換え(ほとんどの加工製品に入っている)の大豆は避けた方が良いです。

伝統的な作り方でできたもの(ソーキング、発芽、発酵)は少しなら食べても良いです。そのため、納豆はOKとされています。

ピーナッツ、大豆油とピーナッツ油は最も悪質だとされており、完全に食べない方が良いです。大豆油は炎症の原因とされている多価不飽和脂肪やオメガ6脂肪酸がたくさん入っており、ほとんどの大豆油は遺伝子組み換えのものでできています。

多価不飽和脂肪:植物性の油

多価不飽和脂肪は化学的にとても不安定なもので、とても変質しやすいものです。

体内でも体外でも変質しやすいところが変わらず、店で買っているほとんどの植物性の油は長く保管されており、すでに変質していますし、体内では他の栄養素とくっつけて有毒な副産物(糖化最終産物など)になり、体にダメージを与えてしまいます。

また、変質しやすいため、酸化して、低比重リポ蛋白(LDL)の酸化をさせ、体に悪いとされている方のコレステロールを作る原因となります。

多価不飽和脂肪が入っているものを食べ続けると、慢性炎症になる可能性が高くなります。

その影響で病気やウイルスにかかりやすく、病気に対する耐性が弱くなります。

パレオで食べて良いもので紹介した植物性の油以外はすべてやめた方が良いです。

糖類

現代病の主な原因とされているのは糖類です。

砂糖は糖尿病やメタボの主な原因で、ほとんどの加工食品に入っています。

自然であれ(はちみつ、黒糖、アガベシロップ)、人工(キシリトール、アスパルテームであれ、甘味料のすべてはやめた方が良いです。

中毒性が強く、いきなり食べるのをやめると、エネルギーがなくなったり、感情が不安定になったりしますし、血糖値の上昇と降下の繰り返しで体に大きな負担をかけます。

でんぷんに入っているブドウ糖はまだ量を抑えたら食べても良いですが、果糖が入っている果物以外のものは肝臓に負担をかけるため、避けた方が良いです(フルーツの食べ過ぎも気を付けましょう)。乳糖も人によって消化が難しかったりするので、できれば避けた方が良いです。

砂糖は完全に止めても良いのですが、少量であれば(たとえば一杯のコーヒーに小さじ1)少しくらいはまだ許容範囲です。その場合は白糖や人工甘味料より自然なはちみつ、ココナッツシュガーやメープルシロップを使いましょう。

また、糖類と言っていますが、パレオ・ダイエットは低炭水化物ダイエットではありません。それについては次の記事で紹介します。