【まとめ】低炭水化物ダイエット・パレオダイエットのためのアイハーブ商品!

こんにちは、ゴジッポです!

最近、ローカーボダイエットなどに対する関心が広まり、iHerbでも買える商品がかなり増えたので、そのダイエットのための商品をまとめて紹介したいと思います!

低炭水化物ダイエット・ローカーボダイエット・パレオダイエットとは

呼び方は国や紹介している本などによって違いますが、最近の健康的とされている食生活・ダイエットだと次の特徴があります:

  • 炭水化物(特に砂糖とグルテン)の量を減らす
  • 体に良いとされている脂肪分(ココナッツオイルやギー)の量を増やす
  • 野菜は好きなだけ食べて良い

最近流行りのバターコーヒー(完全無欠コーヒー)もその延長線で質の良い油を取る方法として注目を浴び、実践している人も多いです。

日本ではバターコーヒーやライザップの影響でローカーボダイエットの知名度が上がり、外国でもかなり広まっています。

パレオダイエットについてはシリーズとして当ブログで紹介しているので、興味のある方はこちらの記事から読んでいただければと思います。

効果としては一番注目されているのは脂肪を落とす効果ですが、他に色々な効果(消化の改善、睡眠の質の向上、炎症の低下など)があります。

万人向けとまではいかないですが、メリットを感じることができる人は多いのではないでしょうか。

iHerbで売っている低炭水化物ダイエットで使える商品

油類

低炭水化物ダイエットでは炭水化物を少なくすることで、たんぱく質と脂質の摂取量が自然と増えるのですが、体に良い脂質を摂ることがとても大事です。

ココナッツオイル

最近ではもはや必須レベルになっているのはココナッツオイルだと思います。

ココナッツオイルの何が良いかを書くときりがないので、興味のある方は昔書いたこちらの記事を参考にしてください。

料理はもちろん、バターコーヒーやスムージーにも使えるので、幅広く使えます。

iHerbでは選択肢が非常に多いので、特におすすめのものを紹介します:

MCTオイル

中鎖脂肪酸トリグリセリドだけが入っているオイルです。そのため吸収が早く、ダイエット用に買う人も多いです。

MCTオイルも商品が多いのですが、選び方について先日の記事で細かく紹介しています。

最も質が高くおすすめのものだけ下記にまとめます:

上の3つはどれも質が同等で、コスパで考えるとZenwise Healthのものが一番良いようです。

一番下のDr. Mercolaのものは中鎖脂肪酸トリグリセリドで一番効果があるとされているカプリル酸だけが入っているため、最も効果的だと思います。その分、少し高めです。

ギー

ギーはインドの澄ましバターで、料理と健康のために使う人が最近増えました。

特に完全無欠コーヒーで使う人が多いですが、バターの代わりにもそのまま使えます。

栄養はバターより多く、特にビタミン類(A,D,E,K)、酪酸や共役リノール酸が豊富です。

他にギーの良いところや使い方について、こちらの記事で紹介しているので、興味のある方は是非読んでみてください。

昔はiHerbでギーを一時的に買えなかったのですが、最近また買えるようになりました。

売っているブランドが二つあり、どれも質の高いグラスフェッドの牛の乳でできたものです:

その他

上記で紹介したものは低炭水化物ダイエットで最も一般的に使われているものですが、他にも使える油があるので、軽くまとめました:

炭水化物代用

低炭水化物ダイエットで一番つらいのは、今までメインで食べてきた炭水化物を食べられなくなることだと思いますが、代わりになるものもあるので、お菓子やパンを自分で作れる方なら、次の商品がおすすめです。(下でパウダーミックスやもうそのまま食べられるものも紹介します。)

アーモンド・フラワー

ローカーボダイエットで製菓などで一番使われているのはアーモンド・フラワー(アーモンドパウダーやアーモンドプードルとも言います)です。

グルテンフリーなので、アレルギーの方で使っている方も多いです。マルチパンやシュトレンでも使われます。

低炭水化物のパンケーキ、パン、マフィンなどのレシピがインターネットにたくさんありますが、多くはアーモンド・フラワーを使っています。

iHerbではFun Fresh FoodsのものBob’s Red Millのものが一番人気あります。

ココナッツ・フラワー

アーモンドフラワーの次に良く使われているのはココナッツ・フラワーだと思います。

オーガニックのものでもかなり安く、良いものの選択肢が多いです。

グルテンが入っていないので、普通の小麦粉を使うときより卵や水分を多く使う必要があります。

おすすめはCoconut Secretの生のものNutivaのもの(非精製)Edward & Sonsのもの(コスパが最も良い)です。

アロールート・スターチとタピオカ・スターチ

スープなどにとろみをつけるために使われるものですが、製菓で使う人もいるので、軽く紹介します。

アロールート・スターチ(クズウコンのでんぷん)はパレオの世界で製菓やとろみをつけるために使われることが多いです。和菓子などにも使えるようです。おすすめはBob’s Red Millのものです。

タピオカ・スターチもアロールートと同じ使い方で、コーンスターチの代わりになります。ポンデケージョなどグルテンフリーのお菓子でよく使われます。おすすめはEdward & Sonsのものです。

パウダーミックス

上記のパウダー系のものと他の材料を混ぜてパンケーキ用のバターなどを作ることもできますが、低炭水化物ダイエット用のパウダーミックスが色々あるので、自分で作るのが面倒な方や時間がない方にはおすすめです。

The Julian Bakeryはピザ生地用パンケーキ・ワッフル用パン用のパウダーミックスを売っています。

Simple Millsのグルテンフリーのパウダーミックスも低炭水化物ダイエット用のものが多く、割と安いです。

もうできているもの

低炭水化物ダイエットをすると、自分で料理することが多くなるので、もうできている商品を買うと便利です。

(最近はコンビニなどでライザップの食品とかもありますが、あまり体に良くない材料も入っていたりします。)

最近、iHerbでパレオダイエット用のブランドが増えたので、そういった商品の種類も増え、便利になりました。

The Julian Bakeryは低炭水化物のクラッカーラップやプロテインバー(こちらなど)を売っています。

Primal Kitchenは栄養バー(こちらなど)やコラーゲン入りのドリンクミックスを売っています。

Caveman Foodsは様々な栄養バーを売っています。(上記の二つのブランドより安いです)

NUCOは上でも紹介したマヨネーズとパンの代わりに使えるココナッツのラップ(こちらなど)を売っています。

他に材料は少し怪しめですが、AtkinsUniversal Nutritionの栄養バーは一応低糖質です。

その他

低炭水化物ダイエット専用ではないですが、他に低炭水化物ダイエットで使えるものもたくさんiHerbで売っています。

一つずつカテゴリーに分類するときりがないので、下記に順不同で紹介します:

他にも色々ありますが、特におすすめのものを紹介しました^^

輸入規制の影響で買えないもの(ボーンブロス、牛肉や七面鳥のジャーキー、バイソンなどの獣脂など)があるのは残念ですが、色々安く買えるのは嬉しいです!

朗報!パレオダイエットのブランド、「Primal Kitchen」がiHerbで発売!

こんにちは、ゴジッポです!

今日は商品のレビューではなく、新しく発売されたブランドの紹介をしたいと思います。

当ブログを前から読まれている方ならご存じかと思いますが、私はパレオダイエットのファンです。

(パレオダイエットについてこちらからシリーズとして紹介しています。)

パレオダイエットの効果は日本でも最近認められ、それに似ている糖質制限ダイエットが今とても人気があります。

パレオダイエットでも使える商品を売っているブランドはiHerbでも少ないですが、今回新しく「Primal Kitchen」の商品が発売されました。

そして、そのブランドは私が大好きなブログを書いているMark Sissonが設立者で、商品に強いこだわりを持っています。

発売された商品は今2種類で、アボカドオイル入りのマヨネーズ(プレーンチポトレ・ライム味)と牧草で育てられた牛のコラーゲンが入っているプロテインバーです。(味はマカダミア・シーソルトチョコレート・ヘーゼルナッツココナッツカシューです。)

アボカドオイルと平飼い卵でできているマヨネーズは特に質の高い脂肪が豊富で、とても興味を持っています。

栄養バーの方は砂糖や穀物が一切入っていなくて、栄養が豊富なナッツ類と肌、爪と髪にとても良いコラーゲンが入っているので、スナックとしてとてもよさそうです。

iHerbではまだ販売されていないサラダ・ドレッシングやコラーゲン・プロテインも是非売ってほしいと思います。

発売されたばかりでまだ買っていませんが、今後買ってみたいと思うので、興味のある方は是非レビュー記事を楽しみにしてください!

iHerbにパレオダイエット専用のブランド登場!

こんにちは、ゴジッポです!

まだ覚えている方がいると思いますが、去年ツレが海外に行っていたとき、私はパレオダイエットを実践して、それについて当ブログで紹介しました。

その後、ツレが帰って、パレオダイエットをやめて、普通の食生活に戻しましたが、そのダイエットで色々勉強になり、自分の体がどんなものを食べてどのような反応をするかをより一層知ることが出来ました。

簡潔に言うと、野菜と肉類、魚介類を好きなだけ食べて、炭水化物を減らし、グルテンが入っているものを食べないというダイエットですが、このダイエットでどれほど油が付いた肉などを食べても全く太らなかったし、体脂肪は逆に減っていったので、効果はかなりあると思います。

ただ、実践するのは少し難しいので、よく外食する人や、パンやお菓子が好きな人には少々きついと思います。(ローフードダイエットよりは全然簡単です)

パレオダイエットについて細かく紹介しているので、興味のある方はこちらの記事を読んでみてください♪

アメリカでは、パレオダイエットがブームになっていて、実践している人がかなり多いですし、日本でも最近パレオや似たようなダイエットが色々と出てきています。

iHerbでもついにパレオダイエットのカテゴリーが出来ましたし、パレオダイエット専用のブランドも二つ出てきたので、その紹介をしたいと思います。

注意:規制のため、肉が入っているものは残念ながら購入できません。牛肉を使ったプロテインやジャーキー各種はとても美味しそうですが、残念ながら購入することはできません。

The Julian Bakery

最初のブランドはThe Julian Bakeryです。

普通、パレオダイエットでは食べられないような粉物を売っていて、これでパレオダイエットの実践もしやすくなると思います。

小麦粉やグルテンが入っている穀物を一切使わず、ココナッツの果肉やアーモンドフラワーを使うことで、元の料理に近い味にしています。

新しいブランドで、商品があまりないのですが、どれもとても便利そうです。

牛肉プロテインが入っているプロテインバーは残念ながら買えないのですが、それ以外の商品は買えます。

まず、ココナッツの果肉などできたトルティーヤ用のラップはとても良さそうです。冷蔵や冷凍をする必要がなく、常温で9か月も持つので、便利です。

味はプレーンターメリック(ウコン)味があり、どれも7枚入りです。

次はコーンフレークならぬココナッツフレークもよさそうです。こちらもココナッツの果肉などでできているので、ココナッツ好きにはたまらないと思います。

食物繊維とからだが吸収しやすい中鎖脂肪酸トリグリセリドが豊富なので、ダイエットにも良さそうなシリアルです。

最後には粉ミックが2種類あります。ピザの生地用のミックスパンケーキやワッフル用のミックスです。

ピザとパンケーキと言えば、小麦粉を必要とする代表的な食べ物なので、パレオダイエットと無縁のはずですが、この商品で食べることができます。

小麦粉の代わりにアーモンドフラワーやアロールートフラワーが入っています、

卵白も入っているので、パンケーキミックスは水と溶かしたバター(またはココナッツオイル)を、ピザミックスは水と塩を足すだけで良いので、こちらで準備するものが少なく済みます。

The Paleo Diet Bar

次のブランドはThe Paleo Diet Barです。

名前の通り、パレオダイエットでも食べられる栄養バーです。

バーは2種類あり、クランベリー・アーモンド味シナモン・レーズン味です。

残念なことに、バー12本入りのパックで4400円もするので、全く安くありません。

比較すると、ララバーは16本入りのパックで2800円なので、違いが明確です。

材料も特にオーガニックでもないので、あまりお勧めできないですね。

パレオダイエット向けのブランドが増えるのは嬉しいですが、パレオという文字を付けただけでこれほど高くするのはNGだと思います。

パレオダイエットでも食べられる栄養バーをお探しなら、最近紹介したTwo Moms in the Rawのグラノラバーの方が良いです。(紹介記事はこちらです。)

オーガニックで、値段も安く、スーパーフードもたっぷり入っていますし、パレオダイエット以外にもローフードダイエットやビーガンダイエットでも食べられます。

 

パレオダイエットの人気とともに、これからも色々とパレオダイエット用のブランドが増えると思いますが、それがとても嬉しいです。

【パレオ】パレオ生活で食べて良いもの

こんにちは、ゴジッポです!

今日もパレオダイエットについて話したいと思います。

パレオダイエットの紹介については先日の記事をお読みください。

前回の記事で少しは触れましたが、今日は細かくパレオダイエットで何を食べられるかを紹介したいと思います。

肉類

砂糖と穀物をとらない分、しっかりタンパク質と脂質を食べるようにしないといけないです。

なので、パレオは肉をたくさん食べる必要があります。

基本的に、自然なものであれば、どんな肉でも問題ありません。どこでも売っている豚肉、牛肉、鶏肉だけでも良いし、冒険心があれば、もっとエキゾチックやワイルドな肉でもオッケーです。

また、脂肪が多くついている肉もOKですし(むしろ、カロリー的にとった方が良い)、栄養が豊富なレバーなどの内臓肉も問題ありません。

加工された肉は材料によって選ぶ必要がありますが、ベーコンやハム、生ハムなどは食べ過ぎなければ問題ないと思います。

理想的にオーガニックな肉を食べた方が良いでしょうが、高いですし、無理して買わなくても良いかなと思います。

魚介類

肉同様、基本的に新鮮なものは何でもOKです。

缶で売っている魚は材料を確認する必要があります。良くない植物性の油を使うことがあったり、砂糖や添加物にも気を付けましょう。スーパーで見てみたら、ほとんど不要な材料が入っており、ただのオイル・サーディーンなのに、材料のリストがめまいするほど長かったことにびっくりしました。

パレオダイエットはアメリカで生まれた食事法ですが、日本では魚の種類と食べ方が豊富なので、日本ととても相性の良い食事法だと思いました。魚と貝はもちろん生でも熱調理したもので問題ありません。

肉が高い分、卵がとても安くて、気軽に色々な料理で使えるし、ゆで卵は少し作り置きできるので、重宝しています。

運よく、近所のスーパーで少し質の良い卵を安く売っているので、よく買っています。

普通の鶏の卵はもちろん、うずらの卵やアヒルの卵でも問題ありません。

脂質はカロリーが多いという理由で敬遠されてきましたが、パレオダイエットでは炭水化物をカットし、その分のカロリーを脂肪やプロテインに変えるだけで痩せられるので、油=悪いという先入観を捨てた方が良いです。実際、パレオダイエットを3週間実施し、その3週間毎日6000カロリーをとった方が太らなかった位です。(それについての記事はこちら

動物性の油(元々肉についているものやバター、ギー、ラード、牛脂など)はどれもOKですが、植物性のものは少し気を付けた方が良いです。

ココナッツオイル、オリーブオイル、マカダミアナッツオイルとアボカドオイルはOKとされていますが、それ以外の植物性の油(ナッツや種からのもの)は多価不飽和脂肪の割合が高すぎて、その多価不飽和脂肪が体内でも体外でも変化しやすく、多く取ってしまうと体に悪い影響を及ぼしてしまいます。オリーブオイルなどは一価不飽和脂肪の方が多く、多価不飽和脂肪も少ししか入っていないので、問題ありません。

野菜と海藻

野菜と海藻は栄養が非常に多く、好きなものを好きなだけ食べても何の問題もありません。

野菜に含まれている栄養は脂肪の消化を助ける作用があるので、同時に食べることが理想的です、

唯一の例外は、ある種の野菜に対して不耐性やアレルギーがある場合、またはその疑惑を持つ場合は、その野菜なしで生活してみるのも良いです。人の体はそれぞれ違うわけなので、自分に合うもの、合わないもので何を食べるか選択した方が良いでしょう。

このカテゴリーに入れて良いか分かりませんが、きのこ類ももちろんOKです。

フルーツ

フルーツは食べ過ぎない限りOKです。食べ過ぎると内臓が冷えてしまい、肩こりや冷え性、消化不良になることがあります。

理想としては自分の住んでいる国で栽培された旬の果物が良いです。

また、ドライフルーツはおやつ程度で食べ過ぎないようにした方が良いです。そして、食べる場合はオーガニックなもので、自然乾燥かフリーズ乾燥された砂糖た油が添加されていないものが良いです。

重さに対して最も栄養があるフルーツはベリー系です:ブルーベリーやラズベリー、など。

ナッツと種

フルーツ同様、ナッツは食べ過ぎない方が良いです。

多価不飽和脂肪が多いもの(アーモンド、クルミなど)よりも、少ないもの(マカダミアナッツ、カシューナッツ、ヘーゼルナッツ)の方が良いです。

ナッツをあまり食べない理由は、レクチンやフィチン酸が多く、炎症を起こしやすいと同時に消化のトラブルも起こしやすいからです。

ナッツを一晩浸す(ソーキングする)ことで、レクチンや反栄養素をほぼ一掃できるので、食べたい場合はそうした方が良いかもしれません。浸した後はかびないように必ず乾燥しましょう。

ピーナッツはナッツではなく、マメ科の植物で、アレルギー誘発物質であり、反栄養素が多く、ピーナッツなどについているカビが産生するアフラトキシンという発がん物質が着くことが多いので、絶対食べない方が良いです。(アフラトキシンはアメリカのFDAが不可避の混入物質として指定し、少量であれば体に害がないとされ、指定量以下であれば許可しています。8月26日更新

スパイスとハーブ

スパイスとハーブは薬用植物とされているほど栄養が多く、また味付けにも欠かせない存在です。

ものによって効果はバラバラですが、血糖値のコントロールや血圧の改善、筋肉痛の低減などの効果があり、吐き気を和らげるものも多いです。

パレオ生活始めます!

こんにちは、ゴジッポです!

先日のお知らせ記事でお伝えしたように、これから健康についての記事も書こうと思っています。

今日の記事はその第一弾です。

パレオとは何か?

食生活

近年、アメリカで大ブームしてきたのは、パレオ(Paleo)という食生活で、健康にいいということで実践している人がすごく増えています。

ヨーロッパでも少し人気が出てきたのですが、日本では全くと言ってもいいほど聞かない言葉です。

名前の由来はPaleolithicで、旧石器時代という意味です。現代病の原因が現代の食生活にあるという考えから、現代の食品を取り除く食生活にするのがパレオのメージャーなテーマです。

さて、説明に入りますが、パレオ・ダイエット(Paleo Diet)とは、言葉と違って痩せるためのダイエット方法ではなく(目的によってはダイエットにもできますが)、食生活であり、その特徴としてあげられるのは次の通りです:

  • 脂肪が多く、炭水化物が少ない。
  • 飽和脂肪が多いものも多く取っても大丈夫です(バター、ギー、ココナッツオイル、ラード、オリーブオイルなど
  • 動物性タンパク質も多くてOK。肉類、魚類、貝類
  • 野菜はどんなに多くてもOK。生でも、熱で調理したものでもOK。海藻ももちろんOK。
  • フルーツとナッツもOKですが、取りすぎないようにする。
  • できるだけ加工されていないもの、またはできるだけ自然で採れたものを食べる。
  • 穀物類と豆類はNG。大豆もNG。
  • オリーブオイル、アアボカドオイル、ココナッツオイルやマカダミアナッツオイル以外の植物性の油を使わない。それが含まれているものもできるだけ避ける。マーガリンみたいな硬化油脂もNG。
  • 砂糖と砂糖が入っているものを食べない。黒糖、はちみつなどの甘味料も全てNG。
  • 乳製品はアレルギーや不耐性ではなければある程度食べてもいいが、あまり食べないようにする(バターは除く)。
  • カロリーや栄養値はカウントしないが、できるだけ栄養の多いものをたくさん食べるようにする。

加工された食品と穀物をとらないようにするのが主なポイントですが、その理由がパレオの考えで一つの例えとして紹介されています。

それが、「人類の誕生から現代までの期間を1年(365日)に置き換えるとしたら、農業が導入されたのが364日目の夜になる」というたとえです。そう見ると、農業がまだ結構最近のことだと分かります。

つまり、人間が穀物を問題なく消化できる体になっていないので、避けた方が良いという結論になっています。

他には、穀物はインスリンのレベルを上げる主な原因とされており、また穀物が自分を他の生物から守るためのメカニズムとして毒素を生成しており、その毒素を食べ続けると、悪い影響を受けます。主な毒素はグルテン、レクチンとフィチン酸塩とされています。

食事に関しては以上で終わりですが、パレオがライフスタイルであるとよく言われ、下記のことも気を付ければ尚良い:

その他

  • ストレスを減らし、できるだけ良質な睡眠をとる。
  • 運動はたくさんするが、過剰にしないように。
  • サプリは基本的に要らないが、ビタミンD、プロビオティックスやヨードは必要に応じて摂っても良い。
  • 太陽をたくさん浴び、人生を楽しむ。

当たり前に感じることばかりですが、忙しい中で忘れがちなこととも言えます。

なぜパレオ生活を始めるのか?

パレオが人気だからではなく、始めるのはいくつか理由があります。

  1. ツレが6か月間もいないので、パレオを試す余裕があります。二人だと二人で同じものを食べるので、少し特殊な食事法は一人で試すのが難しいです。
  2. 普通の生活の一般食事をすると、自分の体がどのような食べ物でどのような反応をするのかが非常に分かりづらいです。以前、ローフードを数週間試したことがありますが、最終的に続けるのが難しくて普通の食生活に戻しました。一見失敗したようには見えますが、ローフードをすることで体がいくつかの食品に対して敏感になり、自分に悪いものや、自分に良いものが少しながらもわかるようになりました。そういう学びの意味で失敗ではなく、成功だと思っています。パレオが万が一自分に合わなくても、それで勉強できることもあると思いますし、ブログでそれを書くことにも何か意味があると思います。
  3. ずっと前からパレオに興味があり、いくつかの海外のブログでたくさんの体験談を読み、試してみたいとずっと思っていました。
  4. ベーコンを焼いた後の肉汁で卵を焼くというような罪深く美味しそうな食べ方を思い切りできます(笑)
  5. 単純に理にかなっている食事法だと思います。ローフードなどを通じて、穀物と砂糖が体にどのような影響をもたらしているかは自分でもよく感じています。疲れやすくなったり、消化が重かったりで良いことがあまりないように思っています。
  6. 料理のレパートリーが非常に少ないというのも一つの理由です。こういった食生活を始めることで、外食やインスタント食に頼れなくなり、そして同じものばかり食べても飽きるので、作れる料理が自然と増えます。レパートリーが少ないですが、料理自体が好きなので、新しい料理と出会えることが楽しみです。

リンク集

以上でも書いた通り、パレオはまだ日本に普及しておらず、情報源があまりない状況です。少しだけ当ブログでパレオ生活を紹介できたらうれしいと思いますが、少し時間がかかるので、興味がある方は下記のサイトを訪れることをおすすめします。主に英語ですが、日本語もあります。

  • Mark’s Daily Apple(英語): パレオダイエットをこのサイトで知りました。サイトを管理しているMark Sisson氏はパレオ生活についての本をいくつか出版しており、パレオがここまで人気になれたのは彼の働きが大きいです。彼のサイトには莫大な量の情報が書いており、パレオの基本からレシピ、体験談や健康全般について書かれており、いつも参考にしています。
  • Paleo Leap(英語):こちらのサイトもアメリカで大変人気で、Facebookのファンが30万人以上もあります。人気の理由は間違いなく、分かりやすくて正確な情報、テーマの多様性とパレオ初心者にとてもありがたいまとめ記事です。レシピも多く、おいしそうなものばかりです。
  • パレオな男(日本語):日本語ではまだ珍しい、パレオについてのブログです。サイトのウェブマスターは2年感もパレオ生活をしており、それについていろいろと書かれています。